寝る前に子どもに絵本を読んであげると良いことがたくさんあるらしいのですが、何よりも良いなと思うのは、じっくり子どもと過ごす時間がとれること。
毎日仕事や家事に追われてなかなか正面向いて相手してあげられないけれど、寝る前だけは娘は私を独り占めしてご満悦。
だから、毎晩どんなに眠くても1冊は必ず読んでいます。
さて、今回の図書館本はこちらです。
1冊ずつ軽くご紹介します。
おじいさんと10ぴきのおばけ
10ぴきのオバケシリーズの1作目です。おじいさんとおばけたちがどうやっていっしょに暮らし始めたのか、一番最初のところがわかります。娘はおじいさんがひとりぼっちで暮らしている家の中の隅々までよく見ていて、「こんなところにこうもりがいるよ」「ほこりだらけだね」「蜘蛛の巣もたくさんあるよ」などなどいろいろ教えてくれます。読むたびに絵の中に発見することがあるらしく、とても楽しんでくれています。
こいぬと10ぴきのおばけ
10ぴきのおばけと暮らし始めたおじいさんの家にこいぬが来て一緒に暮らすようになったいきさつがわかります。最初は10ぴきのおばけとこいぬの関係はあまり良くなかったんですね。でも、ある事件がきっかけで信頼が生まれ、とっても仲良しになりました!10匹と1匹がベッドを並べて一緒に寝ている姿はとても可愛らしいです。
わたしとあそんで
これまで挑戦したエッツの絵本は娘には面白くなかったみたいですが、この絵本は大いに楽しんでくれました。いろんな生き物の動きが楽しかったらしく、自分でも真似しながら聞いてくれました。
くまさん くまさん
『ぐりとぐら』のコンビによるくまさんの絵本。朝起きて歯を磨いてといった日常のこと、赤ちゃんのお世話や料理など子どもたちに馴染みのある出来事が描かれています。とてもリズミカルな文で歌うように読めるので、読んでいるほうも楽しくなってきます。
くんちゃんとにじ
くんちゃんシリーズの1冊。虹の根元に金があると聞いて探しに出かけるくんちゃん。最後に見つけたのは金ではなかったけれど、とてもうれしい結末に。子どもの純粋な好奇心、冒険心、行動することによって得られる満足感などが描かれている絵本です。
うらしまたろう
昔話にはいろんなバージョンの絵本が出ていますが、私は福音館書店の再話を好んで読んでいます。こちらのうらしまたろうはとにかく絵が素敵。お話も想像しやすい描写が適度に入れられていて、単なるあらすじではないのがいいです。