こんにちは。アラフォーワーママのミドリです。
周りを見ていて絵本好きな子がいると、「いいなぁ、うちの子もあんなふうに絵本で好きだったらいいのに〜」と羨ましく思うことがありませんか?
たくさん読み聞かせてあげれば、自然と絵本好きになってくれることはいろんなところで聞きます。
でも、「どんな本を選んだらいいか分からない」「本を選んでいる時間がない」というママやパパも多いのでは?
そんな悩みをお持ちの中には、絵本を定期購読できる「配本サービス」が便利です。
絵本の配本サービスのメリット
バラエティーに富んだ絵本が届く
本の好みは人それぞれで偏りがち。特に絵本の場合は、絵の好みが分かれるので、ついつい似たようなものばかり選びがちです。
でも、配本サービスを利用すると、ママが自分では選ばないような絵本が送られてくることが多々あります。
そうした絵本の中には子どものお気に入りの仲間入りをするものがたくさんあります。
何よりも、いろんな絵本を読むことで、子どもの視野と世界を広げるのに役立ちます。
本屋や図書館に行く時間を節約できる
小さい子どもがいると、なかなか本屋さんや図書館などでゆっくり本を選ぶ時間がとれません。
目的の本があっても、買いに行ったり借りに行くのも一苦労。
絵本の配本サービスを利用すれば、毎月絵本が自宅に送られてくるので、そんな面倒はなくなります。
毎月自分宛に本が届くので子どもが喜ぶ
自我が芽生え始める2歳児にとって、自分宛に何かが届くというのはちょっとしたイベント感があって思った以上に喜びます。
「自分の絵本」ということで愛着を持って読んでくれること間違いなしです。
デメリット
当たりはずれがある
やっぱり当たり外れはあります。読んでいて面白くないとちょっと苦痛ではあります。
でも、大人がつまらないと思っても、子どもは意外と楽しんでいるかもしれないし、その逆もあります。
また、少し時間を置いたら、最初に読んだ時よりも良かったということもあります。
収納場所の確保が必要
毎月1~3冊、1年で計12~36冊の絵本が届くことになります。本棚から絵本があふれてしまうことも。
ただでさえ、おもちゃなども増えていくので、収納場所の確保が大変です。
でも、この点に関しては「本を売ってしまう」ことで解決できます。
絵本の配本サービス5社の比較
大手の配本サービス5社の配本冊数、年額料金、送料の有無、支払い方法など調べてみました。
料金は、配本コースによって金額が異なるため、「1~2歳」あるいは「2歳」のコースで比較しています。
会社名 | 配本冊数(月) | 料金(年) | 送料 | 支払い方法 |
童話館 | 2冊 | 約30,000円 | 一律200円 | 口座振替 クレジットカード |
クレヨンハウス | 1~2冊 | 22,880円 | 330円 | 口座から毎月自動引き落し 郵便局一括払い |
福音館 | 1冊 | 5,040円 | ※1 | ※2 |
絵本ナビ | 2~3冊 | 28,160円 | 216円 | クレジットカード 代金引換 |
フレーベル館 | 1冊 | 4,680円 | 240円 | クレジットカードで一括払い |
※1 書店で受取の場合は送料無料、インターネット申し込みの場合は1回120円かかるようです。
※2 インターネット申し込みの場合は、クレジットカード、コンビニ払いができるようです。
童話館ぶっくくらぶ
こだわりの厳選された絵本を送ってくれる配本サービスです。小児科などの待合室に置いてあった「童話館ぶっくくらぶ」の冊子を何気なく読んだことがあります。絵本の「どの部分」が「どのように良い」のかを具体的に説明してくれ、絵本にかける並々ならぬ情熱が伝わってきました。童話館から送られてくる絵本は本屋さんなどで手に入る定番のものもありますが、自分ではその良さには気が付かないような、つまり自分では選ばないような絵本が多く含まれています。でも、童話館の絵本にそそぐ情熱を思えば、送られてくる絵本には絶対的な信頼が置けます。他の配本サービスと比べると少々高額なのが唯一のデメリット。
公式サイト:童話館ぶっくくらぶ
クレヨンハウス ブッククラブ「絵本の本棚」
大人向けや英語の絵本など26種類もの多様な配本コースがあります。送られてくる絵本は自社で出版したもの以外も含まれており、本屋さんなどで普通に手に入るものが多いです。誰でも一度は読んだことがあるというような定番の絵本が含まれているので、安心感があります。また、コース終了時には自動継続できるのが便利です。
公式サイト:クレヨンハウスブッククラブ「絵本の本棚」
福音館「こどものとも」
『ぐりとぐら』『はじめてのおつかい』『きんぎょがにげた』などのロングセラー絵本を生み出だしてきた実力派の出版社が提供している絵本の配本サービスです。自社で出版している新刊の絵本を毎月配信してくれます。これからロングセラーの仲間入りをするかもしれない絵本をいち早く手にすることができるのは大きな魅力です。また、1冊420円と低価格で絵本を楽しめるのもうれしいですね。
公式サイト:福音館「こどものとも」
絵本ナビ 絵本クラブ
あの「試し読み」できる絵本ナビの定期購読サービスです。毎月届けられる絵本の数が2~3冊と、配本サービスの中で最も多くなります。送られてくる絵本は名作、定番ものが主になります。パパ向けやプレママコースがあるのが、おもしろいです。個人的にはパパ向けコースの絵本リストが非常に好みです。
公式サイト:絵本ナビ 絵本クラブ
フレーベル館おうちでキンダーブック
『ウォーリーをさがせ!』『やなせたかしのアンパンマンシリーズ』などで有名なフレーベル館出版が提供している絵本配本サービスです。保育絵本なので内容は市販の絵本と少し異なり、行事や季節、生活習慣、歌など子どもの発達に合わせたものになっています。自社で出版している絵本なので、1冊390円と配本サービスの中でも一番安く定期購読が可能です。
公式サイト:フレーベル館 おうちでキンダーブック
さいごに
どんな絵本も子ともの言語習得や心の発達に役立ちます。
良書を読むのも大事ですが、数多く絵本に触れることも大事です。
読書はよい趣味にもなりますので、小さいうちから多くの絵本に親しむ機会を与えてあげられるといいですね。