こんにちは。アラフォーワーママのミドリです。
暴力的な暑さが続く今日この頃。
動きたい盛りの3歳4ヶ月の娘。なのに、この暑さのせいで、家庭でも園でも外遊びをさせることができず、毎日毎日体力を持て余し気味…
そんな娘を見て、ワーママは不安に感じていることがあります。
これからずっとこんなに危険な暑さの夏が続くのかな?
だとしたら、夏の間、子どもたちはどこで体を動かす遊びをしたらよいの?
体をたくさん使って遊ぶことで、体が丈夫になるだけではなく、情緒の安定にもつながり、認知力の発達も促される。
体を動かすことで心と頭と体がイキイキと活性化され健全な成長が促されるのに、その貴重な機会を夏の間奪われ続けてしまうの?????
これはうちの子だけの問題じゃない!日本全国の子どもの問題だ~!!!
由々しき事態です。
県内の既存の屋内施設では物足りない
今夏、我が家では有料無料問わず、多くの室内遊び場施設を利用してきました。でもね~、どこも基本的に物足りないんです。
広さが足りない
一番の問題点は「広さ」です。圧倒的に広さが足りないんです。広めだな~という場所でも、ゾーンが区切られていて、体を思いっきり動かせるような広さではないことがほとんど。「走らないでね!」なんて注意書きがあったりするところも。少し前なら体を動かすのはお外でって言えたけど、これからの時代はそれが言えなくなってしまうのではないかな。ということで、走り回ってもよい広さと、安全な設計の室内遊び場が必要だな~と思う。
遊具がいまいち
次の問題点は「遊具がいまいち」な点。場所によっては、子どもが遊ぶスペースに、電動で動く乗り物が遊具として提供されていたりする。電動で動く乗り物では、子どもは体を動かす必要がない。工夫する必要もない。子供だましだなあ~、商業主義だな~と感じてしまう。
お金がかかりすぎることも
最後に、有料施設の場合は、お金がかかりすぎることがある。遊ぶ時間が長くなればなるほど料金がかさむので、子どもが満足するまで遊ばせてあげられない親も多いと思う。
いろんな施設に行けば行くほど、ワーママは思ったのでした。
- 天候に左右されずに子どもたちが思いっきり体を動かすことができる広々とした室内施設があればいいなあ。
- 十分な広さの施設内に、ごっこ遊びや積み木やブロック遊びなどもできる施設があればいいなあ。
- 「ペップキッズこおりやま」みたいに無料だったら最高!でも、良心的な料金で子どもが満足するまで遊ばせられる施設があればいいなあ。
夢のまた夢だと思っていたそんな理想的な施設が、実は福島県郡山市に存在していたんです!「ペップキッズこおりやま」です。今回の東北ドライブ旅行まで、まったく知らずにいました。
たまたま訪れた「ペップキッズこおりやま」は、ワーママの想像のはるか上を行く、本当にすばらしい施設でした。
「ペップキッズこおりやま」とは
東北最大級の室内遊び場。東日本大震災と原子力発電所の事故により大きな被害を受けた郡山市。地元の小児科医のアイディアで、市と地元企業が協力して、遊び場を奪われた子どもたちのために、クリスマスプレゼントとしてスタートした施設なのだそうです。
この成り立ちを見ると「福島県だから、郡山市だから必要な施設なんじゃない?」と思ってしまう人もいるかもしれませんね。
でも、ワーママはこれからの日本では、各都道府県に最低1個はあったらいい施設だと考えています。
「ペップキッズこおりやま」が全国にできればよいと思う理由
1. 気候の変化で全国的に外遊びが難しいところが増えている
とにかく広い!
夏が暑すぎる。今年は特に日差しが痛すぎた!熱中症だけでなく、皮膚がんの心配など暑さのせいで子どもたちが外遊びできないのは問題です。冬の寒さが厳しすぎるところなんかにもあるといいと思う。
2. プレイリーダーと呼ばれる大人がいる
ただまっすぐ走るだけではなく、跳んだりくねくねしたりしながら走るようなしかけがある
遊びには「時間」「空間」「仲間」の3つの間が欠かせないそうです。でも、この3つの間が与えられても、遊ぶのが下手な子どもが増えているのだとか。ペップキッズでは、プレイリーダーという大人がいて、子どもたちに遊びのきっかけを与えてくれるのだそうです。
さらに、「ペップキッズこおりやま」の看板にあったのですが、人間の体には基本的な動きが36種類あるそうで、体の発達が著しい幼少期にこれらの動きをバランスよく十分行うことで、健やかに成長できるのだそうです。「ペップキッズこおりやま」はこの36の動きを考慮して設計されているのだそうです。そして、プレイリーダーはこの36の体の動きも考慮して遊びを提案してくれるのだそうです。
3. 遊具やしかけの充実ぶりが半端ない
巨大な砂場も!
ただ楽しいだけの遊具ではなく、基本的な体の動きが引き出せるような遊具が豊富に設置されている。1箇所でこんなに意味のある遊具がそろっている場所は山梨にはないよ~。都会の有料施設であれば、子どもの体の発達にあった素晴らしい遊具が多数置いてあるところもあると思います。でも、そういう施設が地方に来ることはない。もし来たとしても、料金的に利用しづらいでしょう。やっぱり「ペップキッズこおりやま」のような施設が必要です。地元の自治体に頑張ってほしい!
「ペップキッズこおりやま」での娘の様子
ちょこちょこ記事内容とは関係ないところで写真を挿入してきましたが、ここからは娘の遊ぶ様子をちょっとご紹介したいと思います。
「ペップキッズこおりやま」は時間制の遊び場です。1時間半ごとに、総入れ替えします。次の回の時間になるまで、受付のところで待つのですが、ここにさえ子どもが遊べるものが置いてある。
素晴らしすぎます。
やっと入れました!娘が一番最初に向かったのは大好きなボールプール!ブランコも気になっているようです。
次にこちら。ぴょんぴょん跳ねて楽しみました。
何度も挑戦。
バランスを維持するのが難しい。
マグネット
木のドールハウス。すごくかわいい!
ペグ。すっごく集中して仕上げていました。
この他にも1時間半の間に充実した遊びを展開。親子で大満足して帰ってきました♪
さいごに
こんなに素晴らしい施設を、県外から来た私たちにも無料で使わせてくれて、郡山市の皆様には本当に感謝しています。ありがとうございました。