先日、娘が家で使っているお箸を新調しました。
これまでは短めのものを使っていたのですが、4歳5ヶ月身長110cmの娘には少し短すぎる気がして…
新たに購入したのは同じメーカーの少し長めのもの。結果的にこちらにしてよかったです。
さて、今回お箸を新調したついでに、我が家ではどんなふうに箸トレーニングを進めているのか、どんなお箸を使っているのか、使っているお箸の良い点悪い点をまとめてみようと思います。
子どもの箸トレーニングで悩んでいるご家庭の参考になればうれしいです。
時系列で娘の箸歴をご紹介します
まず初めに箸トレーニングを始める際の目安についてご紹介しておきます。
一般的にお箸を使い始めるタイミングは、スプーンやフォークが下から持てていることやピースサインができるかどうかが目安になるそうです。
我が家では、これに加えて「娘が箸に興味を持っているか」を判断基準にして箸を用意しました。
箸トレーニングを始める目安は、子どもが
- スプーン・フォークを下から持てる
- ピースできる
- 箸に興味を示している
1歳7ヶ月の娘に与えたのはエジソンのトレーニング箸
娘は1歳半の時点でスプーン・フォークは下から持てており、何よりも大人の箸に興味津々でしたので、お箸を買うことにしました。
矯正用のリングがついたお箸は、初めて子どもに与える箸としてよく挙げられていますよね。
我が家でも、まずはエジソンのトレーニング箸を購入しました。
エジソンの良い点は次の通り。
- 子ども用のカトラリーが使いやすいと評判
- ディズニー、ミッフィーなど選択肢が豊富
- 低年齢でも簡単に使いこなせる(らしい)
ピンクのトレーニング箸をみて、娘は喜んで使い始めました。とはいえ、まだまだ上手には扱えません。
スプーンやフォークの出番も多く、手づかみ食べも健在。
食べ始めは箸を使っていても、途中でスプーンやフォークに変えて食べるという感じでした。
使ったり使わなかったりという状態がけっこう続いた後、ふとあることに気づきました。
もしかして、娘がお箸を使わない原因はお箸が使いづらいからではないだろうか…
実際に娘が使っているのを見ていて、トレーニング箸の限界に気づきました。
- そもそもリングに指を入れるのが難しい。
- 食べ物を口まで運べない。
リングに指を入れづらいのは、リングの位置に問題があるというより娘が焦って入れづらかっただけなのかもしれません。
食べ物が口まで運べない原因は、素材と箸先の形のせいかも。
一般的にトレーニング箸の先は物が掴みやすいようにと、少し平たくしてあるのですが、そのせいで逆に物が掴みにくくなっているように見えました。
また、プラスチック製の箸先はやはりつるつる滑るみたい。
それで、ポロポロ落としてしまうようでした。
そこで2歳になったときに、思い切ってトレーニング用ではない、普通のお箸も与えてみることにしました。
2歳児に与えたのは竹製のお箸
2歳の娘用のお箸を探していて見つけたのはこちらのお箸です。
次のような特徴がありました。
- 竹製である
- 国産である
- 箸の先が四角になっていて物を挟みやすい
- 子供の成長に合わせてサイズが選べる
- 塗料が塗られていない
- 食洗機対応
特に、箸先が四角になっていて物を挟みやすいというのが気に入った!
実際に使い始めてみると、どんな握り方でも食べ物を落とさない。麺類でもご飯類でも口までちゃんと運べるんです!これには感動しました。
もちろん正しい箸の持ち方は教えてあげないといけないです(教え方はこちらのサイトが参考になります)
でも、トレーニング箸では口に運ぶ途中で食べ物をぽろっと落としていたのと大違いでちゃんと食べられる!!
道具によってパフォーマンスが変わるものですね!
とても満足した一方で、難点もいくつかあります。
- 見た目が普通すぎる
- 値段が高い
- 注文してから届くまで少し時間がかかる
見た目は本当に普通です。
割りばしと見間違えることもしばしば…キャラクター好きな子には好まれないかもしれません。
値段はふつうのお箸より少し高めですが、ストレスなくご飯が食べられるので我が家では重宝しています。
注文してから届くまで2週間以上はかかったかと思います。余裕を持って注文したほうがよいです。
お箸のサイズ選び
ところで、子ども用のお箸を買う時には、子どもに合ったサイズも考慮に入れる必要があります。
長すぎても、短すぎても正しい箸の持ち方や食べづらさなどに影響しますから。
子どもが持ちやすい箸の長さは「手の長さ+3cm」あるいは「ひとあた×1.5cm」だそうです。
ひとあたというのは次の通り。
ざっくりした目安としては次の表の通りです。
2歳 | 13cm |
3歳 | 14cm |
4歳 | 15cm |
5歳 | 16cm |
我が家の娘は身長が高いので、2歳~3歳の間は14cmのサイズを、4歳5ヶ月の今は16cmを使っています。
初めてのお箸はトレーニング箸と普通の子ども用のお箸のどちらがいい?
両方与えてみた結果、私個人の意見としては、最初から普通のお箸を与えていても良かったな~。
トレーニング箸は、
- 先が尖っていないので安全
- リングに指を入れれば、それなりに形になる
- 箸に慣れる
というメリットがある反面
- プラスチックが滑るのと先が平たいのとで、食べ物を挟みづらい
というデメリットがありました。
一方、普通のお箸(ここでは「やまご箸店の竹箸」)だと
- 子どもの手に合ったサイズのお箸がある
- 竹製で先まで四角いので食べ物を挟みすい
- ストレスなく食べられるので食事が楽しくなる
お箸の持ち方も、特にうるさく指導しなくてもいつの間にかできるようになっていました。
写真は娘がキャンディーを箸でつまんでいるところ。
(背景がきれいじゃなくてすみません)
4歳でこの持ち方であれば悪くないかな~
握っているお箸はもちろんやまご箸店のものです。
ものを挟みやすいだけじゃなくて、お箸そのものも持ちやすい形なんでしょうね。
普通のお箸でトレーニングしたいご家庭には、やまご箸店の竹箸はとってもおすすめです!