こんばんは。アラフォーワーママのミドリです。
2歳の娘が嘔吐と下痢で保育園をお休みしています。アラフォーワーママも昨日は娘をみながら家で仕事し、今日は娘をばあばに預けて出勤しました。
娘は0歳のころから吐くことがめったになく下痢もしなかったので、今回ほぼ初めての経験!このような症状のとき、どのように対処すべきか困ってしまいました。
今後同じようなことが起こったときのために、今回小児科で言われたこと、自分で調べてわかったことなどを記録しておきたいと思います。
【自分で調べたこと】
⑴子どもの嘔吐と下痢の原因【夏】
原因はさまざまあるらしいのですが、多いのはウイルスや細菌が原因のもの。また、冷たいものの摂り過ぎ、クーラーなどによる冷えが自律神経に影響を与え、胃腸に負担をかけてしまったことによる。
(2) 対処
- 下痢止めは使用しないほうがよい。
嘔吐や下痢は病原菌などを体から出すための防御反応で、体を治すための大事なプロセス。
重症の場合以外は、下痢止めは飲ませないほうが良い。
- 経口補水液を与える
脱水症状が心配なので下痢や嘔吐のたびに電解質を含む水分を与える。やはりOS1がいいようですね。280mlのサイズが使い勝手良さそうです。
- 飲み物は少量ずつ複数回に分けて飲ませる。
- 吐き気が治まってきたら、栄養とカロリー補給のために少しずつ食事を与える。
(3) 嘔吐物や下痢の処理法
嘔吐物や便が感染源にならない場合は、特に消毒などは必要なし。ふつうに集めてゴミ袋に密封し、そのまま捨ててかまわない。
ウイルスや細菌が原因の場合は二次感染を防ぐために次のようにする。
①使い捨てマスクと手袋を使用する。
②嘔吐物や便はペーパータオルなどで取り除き、ビニール袋に入れる。
③残った汚物にはペーパータオルをかけて、その上から50倍から100倍(※)に薄めた市販の塩素系漂白剤を浸るほど十分かけてペーパータオルでよく拭き取る。(※500mlペットボトルの水にキャップ1杯の塩素系漂白剤が目安)
④汚物は乾燥する前に捨てる。
ウイルスや細菌は乾燥させると空中に漂い口や鼻などから体内に入り二次感染の原因となる。できるだけ乾燥させないように早いうちにビニール袋などに入れて捨てること。
(たかだこどもクリニックHPより)
うちはキッチンハイターを常備しています。こちらも汚物処理に使えるようです。
【かかりつけ医の診断とアドバイス】
娘が新生児のころからお世話になっている小児科があります。お薬は必要なときにはきちんと出してくれますが、そうでなければ(風邪では)めったにお薬を出さないことで有名なお医者さまです。お薬で早く治って保育園に行ってほしいなぁとつい思ってしまう保育園児のママ(アラフォーワーママ含む)にはぜんぜんやさしくないです。
でも、この小児科では受診するたびに、
①体重(0歳児のころは身長も)をはかってもらえ成長が確認できる
②毎回目・鼻・耳など全身を診てもらえる
③あらゆる可能性を考慮し必要な検査をしてくれる
④やるべきことの指示が細かく具体的
⑤診立てが正確(ここ大事!)
ということで、受診するたびに信頼が増し現在最も頼りにしている小児科です。
受診当日は、土曜日の夜中と日曜日の朝、布団に横になりながら吐いたこと、ずっと食欲がなくほとんど食べていないこと、月曜日の朝ごはんを少し食べたあとすぐに吐いたこと、日曜日の便は下痢だったこと、熱は37.0度〜37.3度のあたりをうろうろしていることを伝えました。
いつもの通り体重をはかって全身を診てくれたあとで、先生の診立ては「夏風邪による嘔吐と下痢」。(たしかに娘はくしゃみ、咳、鼻水が出ていました。)ただし、現在プール熱が流行しているので、今後37.5以上の熱が4日くらい続いたら、プール熱の可能性あり。再度受診すること。また、手足口病でも同じような症状が出ることもあるが、手足に赤いポツポツは出ていないので大丈夫だろうということでした。
そして、このあとやるべきこと、登園の目安をおしえてもらいました。
- 4時間は飲み物だけを与える。
- 一度に与える量は30ccくらい。
- ほしがったら、10分開けてさらに30cc与える。
- ふつうは4時間したら、吐き気が治まって、少し食欲が出てくる。そうしたら、揚げ物以外ならいつものごはんをあげてよい。ただし、量はいつもの半分。次の日はもう少し増やしていつもの3分の2あげてよい。
- 食欲が戻って吐き気も止まったら保育園に行っていいが、念のため、翌日は保育園を休ませたほうが良い。
【その後の経過】
帰宅後、娘に麦茶を30cc飲ませると疲れたのかめずらしく午前寝。1時間ほど寝たあとは、麦茶やりんごジュースを30ccずつ10分間隔を開けて飲ませ、そんなにほしがらないときはもっと間隔を開けて与えるという感じで過ごしました。いつもは元気に走り回る娘ですが、具合が良くないのとごはんを食べていないので力が出ないのとで、うちの中でおとなしく本を読んでいました。
4時間後には先生が言ったとおり、食欲が出てきたらしく「おにぎり食べたい」と言い出しました。小さいおにぎりと焼き鮭を少し、ひじきの煮物をお弁当箱に入れて出してあげました。ひじきの煮物以外すべて食べてくれました。
夜はやわらかく煮たうどんをいつもの半分くらい食べて寝ました。
今日はいつもより食が細く、まだ少し下痢気味ですが、熱もなく元気に過ごしておりました。明日から登園できそうです。
【かかりつけ医のアドバイスで助かったところ】
ネットでも「飲み物を少量与える」というアドバイスを見かけるのですが、少量ってどれぐらい?と困ってしまいました。その点、かかりつけ医には「30cc」とはっきり量を言ってもらえたこと、「10分間隔を開けて」と時間の目安も与えてもらえたことが役に立ちました。しかも、その状態を「4時間続ける」という指示も明確で、どういう経過をたどりどうなるか、どうすべきかといったことまで教えてもらったのはとてもためになりました。
かなり言葉を理解できるようになってきた2歳の娘。「お茶をもっと飲みたい」と言ったときには、ただ「ダメ」というのではなく「少し待ってね。すぐ飲むととまたげーしちゃうからね。少し待ったら、飲んでもげーしないよ。」と理由を伝えることができ、娘も吐くのがいやだとわかっているので我慢できたようでした。
今回は娘の初の嘔吐に内心オロオロのアラフォーワーママでしたが、大事なく元気になってくれてよかったです。初めての子どもの、初めての病気だと、どのようにしたらよいか不安に感じることが多いですね。やはり知識があると、冷静に対処できて安心です。自分用の忘備録ですが、同じようなことで心配のママに、このメモがお役に立てると良いなと思います。